HOME平成16年度 委員会活動報告仁クリぎゃらり〜切り絵に挑戦
こんにちは!赤ちゃん我が家のアイドル 〜患者様編〜「旅行に出かけましょう!」
教えて!Dr.ビーン!!クリニックからのお知らせ伝言板

クリニックからのお知らせ
検査項目の変更について
9月中旬より検査項目の変更を行なっています。事前にお知らせすべきでしたが、検査会社との打ち合わせ等により事後報告となってしました。

今回の変更理由は2つあり、一つ目は本年4月の保険改定により皆様の健康管理を行うための費用(定期、非定期的な血液検査やレントゲン検査、心電図等)が削減された事、二つめは検査費用の大変大幅な値上げ(50%〜90%)です。この事に対応するため検査会社の変更も模索致しましたが、諸事情によりすぐには変更が出来ないため検査項目の変更による対応に至ってしまいました。

日本透析医学会の標準透析マニュアルでは、血液検査は二週に一度、レントゲン検査は二ヶ月に一度、心電図は三ヶ月に一度を推奨しています。当院では開業以来、リアルタイムなデータをお知らせする事により、自己管理の手助けになるとの考えから今後も月四回の採血を継続します。しかし、そのうちの二回は緊急性を要するカリウム・カルシウム・リンの検査に絞る事といたしました。また、月初めの項目は従来、原因疾患に拘わらず画一的に行っていたものを病態に合わせ多少変更しています。

元気定期検査項目の変更を行いましたが、疑われる疾患に対する検査は従来通り行います。また、日常の体調管理や長期合併症の早期発見、経過観察、治療等も従来どおり行ってまいりますので、状況をご理解の上ご協力戴きますようお願い申し上げます。
ベッド柵の取り付け
元気先日、ベッドから転落される事故が起こりました。従来より、転落の危険性のある患者様にはベッド柵を取り付けておりましたが、今回は突然の体調変化から平衡感覚をなくし、そのまま転落されました。このような重大な事故の再発を防止するため、全てのベッドに柵を取り付ける事と致しました。
血液回路変更のお知らせ
このたび当院においては、使用血液回路を平成16年9月16日より変更致しました。
新規格血液回路の変更点と簡単な説明を下記に示します。

1.穿刺針接続部のルアーロック式への変更(回路と針の外れを防止します) 

2.静脈チャンバーの形状変更
1 スパイラルタイプへ変更(血液の流れを改善することで、血液凝集発生を軽減します)
2 K-メッシュフィルターを採用(フィルター内での血液滞留防止および血栓除去能力を同時に実現します)
3 チャンバー長の変更(従来のチャンバーより短くなり、プライミングボリュームを低減出来ます)

元気なお、血液回路の材質等も変更はありませんので、生体適合性といった問題もないと考えられます、安心して治療を受けていただければと思います。
技士部門 主任就任挨拶
臨床工学技士  玉岡 充行

この度、10月1日付けをもちまして臨床工学技士部門の主任となりました玉岡充行です。改まって主任と言われると何をどうすればと考えてしまいますが、辞書で主任を調べてみると、“ある任務にあたる者の中で中心となる者。また、その役職。”と示してありました。自分も含め他のスタッフも既にこの様な姿勢で日々の業務に取り組んでおります。臆する事なく現時点での自分のもつ力を余すことなく発揮すればよいと考えております。

しかしながら、何分にも私は経験も浅く、透析治療のすべてか理解できている訳ではありません。今後、自らのスキルアップを図る事は勿論のことですが、後輩技士たちの良き兄貴分としてぐいぐい引っ張って行くことが自分の使命であると思っております。重圧でないと言えば嘘になります。不安や戸惑いも尽きません(今からやせる?思いがします)が、期待に応えられる様、頑張って行きます。

元気至らぬ点が多く患者さんにもご迷惑をおかけすることがあるかも知れませんが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。