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木目込み倶楽
お知らせ伝言板

お知らせ
今回、当院が取り入れている院外処方(医薬分業)制度についてお知らせします。従来、ほとんどの医療機関で薬は院内で処方されていましたが、薬価差益に基づくクスリ漬け(薬を出せば出すほど儲かる)や薬害(医師の副作用や飲み合わせに対する認識不足)が社会問題となりました。そこで医師と薬剤師がそれぞれ専門の立場で処方箋をチェックすることにより薬を安全に使用してもらうために医薬分業(院外処方)制度が厚生労働省の指導で広く採用されるようになりました。
院外処方制度の流れ

院外処方箋は、本来どこの調剤薬局に持って行っても薬を受け取る事が可能です。現在の制度では、処方箋発行以後の行為に関しては、医療機関は何ら関与する事は出来ません。また、医療機関が特定の調剤薬局と契約して処方箋を発行して直接患者さんに薬をわたす事は禁じられています。

ジェネリック医薬品の使用について
 医療情勢が厳しくなり、ますます自己負担が増加する傾向にあります。薬剤費の負担を少しでも減らす対応策として、ジェネリック医薬品の使用があります。
ジェネリック医薬品とは、大手製薬会社が独自に開発した薬は、20〜25年間独占的に製造販売することができますが、効果・安全性が確立したその後はどの製薬会社でも製造する事ができます。開発費がかからない分、安く製造販売することが可能となり、このような薬をジェネリック医薬品といいます。
当院で使用している薬の中にも、ジェネリックに変更可能な薬が多数ありますので、ご希望の方は医師・スタッフにご相談ください。