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インフルエンザ対策

(1) 今年の対策は、タミフルです

ワクチンは、蔓延期前に出来るかどうか当てになりません。諸外国で死亡例が沢山出ていますが、諸外国ではタミフルの服用が遅かったり、服用していない例が多いようです。今回の新型にタミフルは有効です。透析患者さんは、予防的に投与する場合、1カプセルで5~7日有効とされています。強い武器です。

(2) 予防が第一

イラスト01

予防の基本は、手洗いとうがいです。インフルエンザは、空気感染ではなく飛沫感染です。感染者と2メートルの距離を保てば移りません。マスクの使用は、基本ではありませんが、発熱者や咳をする人は必ずして下さい。マスクも大切ですが、揮発性の手指消毒薬の買い置きをしておきましょう。

(3) トリアージの必要性

蔓延期に入ると重症の患者さん以外は、当院で対応します。感染した時は時間や場所をずらして透析する場合があることを了承してください。

(4) 細菌性肺炎感染の予防

インフルエンザはウイルスですからタミフルで対応できますが、体力が低下すると二次的に細菌感染を起こすことがあります。70歳以上の方は、肺炎双球菌ワクチンをすることをお勧めいたします。日本では、一生に一回だけしか接種が認められていませんので、体力の低下した高齢者が適応です。

(5) 連絡の徹底

発熱したときや家族が感染した時は、必ずお知らせください。

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