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新婚旅行

第二仁成クリニック 多賀 麻友美

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昨年四月から川西でお世話になっています、多賀です。この度、縁があり、昨年の十月に結婚をしました。〔旧姓:柏田〕
年が明け、休暇をもらい、フランスへ新婚旅行に行かせてもらいました。ここで、少しだけお話を聴いて下さい。

出発日。直行便だったはずの飛行機はオランダで乗り換え便へ変更となり、機材遅れで関空にて二時間待ち、遅れてオランダへ到着したため、乗り換え便にさらに三時間待ち・・・フランス・パリに到着したのは現地時間の二十三時頃でした。〔日本との時差八時間〕移動だけでクタクタで、元気だったのは旅行に慣れている添乗員さんだけでした。

二日目はフランスらしい街並みをすすみ、ステンドグラスのきれいな寺院や教会を見学し、午後からは自由行動となりました。右も左も分からないパリ市内に彼と二人ポイッと置いていかれたような気がして不安を感じたことを覚えています。それでも、凱旋門やエッフェル塔、ゴッホやルノワールの絵が所蔵されているオルセー美術館を回りました。
 凱旋門は三十年かけて完成し、ナポレオンの偉業を讃える華麗な門とされています。シャンゼリゼ大通りの西端にあり、門の周囲を車が走っていて、驚きました。

エッフェル塔は、パリ万博博覧会に革命百年を記念して建造された「鉄の刺繍」と呼ばれているそうです。現在は、名所となっていますが、当時は街の景観を壊しかねないと住民に大反対されていたようです。ここで、“手乗りエッフェル塔”写真にチャレンジしましたが、失敗でした・・・。

三、四日目はシャルトル大聖堂見学後、パリから約三百六十㎞、約四時間かけて世界遺産 モンサンミッシェルへ。到着後の外は寒く、顔に当たる風は痛いくらいでしたが、ライトアップされ、海に浮かんでいるように見える夜のモンサンミッシェルは幻想的でした。大天使ミカエルの降臨により建てられたこの修道院は戦争の城塞や革命後の監獄等、数奇な運命を辿り、現在は修道院として再開されています。

五日目はヨーロッパ最大級の規模、ベルサイユ宮殿へ。輝くシャンデリアや内装の天井画等それぞれの部屋が豪華な装飾でカメラのシャッターばかり押していると現地ガイドさんから「スリに気をつけて」と一言。危ない、危ない、普段からポケーっとしている私、一番気をつけないといけないですよね。無事(?)スリにもあわずに観光を終えました。
六日目はルーブル美術館で三大傑作のモナリザ、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナスを中心に見て回りました。モナリザ前で記念写真を撮ろうとポーズをとっていると、横から来た中国の方に押されて勢いに負けてしまいました。
旅行で、様々なものを見て、パリは歴史とともに生きていると感じました。食事では、毎回のように食べる主食のパンの固さに顎が痛いような、強くなったような・・やはり日本食が良い!ということが素直な感想です。大きなトラブルにも巻き込まれず、一週間ずっと一緒に彼と居ましたが、喧嘩もせず、仲良く楽しく過ごすことができました。
四月で仁成クリニックへ入職して一年が経ちます。今後ともよろしくお願いします。

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