良質な睡眠の取り方
皆様、睡眠はしっかり取れていますか?
本来、人は人生の3分の1の時間を睡眠に費やすと言われています。
しかし年齢によって睡眠時間は変わっていき思春期までの子供は9時間ほど眠り、20代で7時間前後にそして高齢になると 5時間に減ると言われ、眠りも浅くなり、途中で目覚める事も多くなります。
実はそれは自然な事であり60歳を過ぎた頃から基礎代謝が低下し、眠る事により補うエネルギー量も減って必要な睡眠時間が短くなるからです。また睡眠を促すホルモンであるメラトニン分泌量も加齢と共に減少する事が分かっています。
心身の疲れを癒すのは良質な睡眠であり 睡眠時間ではないのです。
では、どのように良い睡眠をとるのか?
しっかりと疲労回復が出来る様に【良質な睡眠】の一歩を一緒に踏み出しましょう。
良質な睡眠の取り方
おすすめその① 日光浴をする
最近の研究によると、ビタミンⅮが睡眠の質や睡眠パターンの乱れに影響すると言われ、ビタミンⅮの不足が睡眠障害に深く関わっている事が確認されています。
そこでおすすめしたいのが日光浴です。太陽は他に類をみないほど豊かなビタミンⅮの供給源です。
適度に日光に浴びる事で睡眠を維持する為に必要な身体の機能を高める事ができるのです。
日光浴を行う際のポイント
- 午前中に行う
- 週3回・1日15~30分程度にする
- 差しの強すぎる時間は熱中症のおそれがある為さけ、逆に冬・曇り・雨の日差しが少ない日は長めに行う
- ガラス越しではなく屋外で行う
- 日焼け止めは効果を半減させるのでなるべく避ける
日焼けや紫外線はなるべく避けたいと考える方は手のひらだけの日光浴でも十分な効果があるのでお試しください。
おすすめその② 入眠前の入浴
入眠時スムーズに眠りにつく事が出来ると良い睡眠がとれます。
すみやかに眠る為に気を付けたい事は自律神経のバランスを取る事です。
自律神経とは交感神経と副交感神経に分かれており、交感神経は身体を動かす時、副交感神経は心身を休める時に働きます。
入眠前に入浴をする事で、身体を休める時に作用する副交感神経を高める事が出来、スムーズに眠りにつく事が出来ます。
入浴を行う際のポイント
- 眠りにつきたい時間の1~2時間程度前に入浴する
- あまり熱さを感じない少しぬるめのお湯(40℃程度)で入浴する
- 1回30分程度でゆっくり湯船につかり身体の深部を温める
このように良質な睡眠は、少しの工夫で取る事が出来ます。
良質な睡眠は、適正な睡眠時間の確保につながり、睡眠がしっかり取れると日々の生活にも活力が湧いてきます!
ぜひ1度お試し下さい★