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委員会活動報告(上半期)
【業務改善委員会】
委員長 矢木 香絵
紅葉看護業務改善委員会より業務改善委員会へ名称を変更し、今年度より活動を行っています。看護業務だけでなく、業務全体を見直し日々努力を重ねております。

受け持ち制を導入し1年が経過しました。新しく来られた患者様も担当看護師を決定し、患者様の状態が把握できるようにしております。前年度より引き続き*スタッフレターの作成も継続して行っています。患者様個々の状況に合わせて見やすく、また理解していただけるようスタッフもそれぞれ工夫しています。そのデータを参考にしながら、今後の透析生活に活用していただければと思います。

カンファレンスも前年度同様に行っています。患者様のケアについてのディスカッションを繰り返すことでそれぞれに受け持ちとしての認識も高まってきています。今後もさらに回数を重ね、最良な方法を導き出せるようにしていきたいと思っています。

また前年度確認不足による事故が報告された事に対し、事故を減少させるよう業務を整理し改善策の検討をしました。スタッフ個々が各業務内容についてどのような方法で行っているかを調査し、それぞれについて再度スタッフ全員が統一された方法で行えるようにしていきました。確認不足という点については、1名の確認ではなく複数での確認を徹底し、ミスを最小限にしていけるように現在も行っております。

以上が上半期の主な活動報告です。今後も活動内容を検討しながら、質の向上を目指し努力していきます。

*スタッフレターとは
受け持ち看護師が各担当患者様の透析中や日常生活の状態・データ等をまとめて記入したもの
【医学管理委員会】
委員長 柴田 聖子
平成17年度も医学管理委員会では、患者様とクリニックとのパイプ役・院内勉強会の定期実施は、昨年から引き続き活動し、導入時パンフレットの完成を目標にしています。

バラ患者様とのパイプ役に関しましては、4月に足病変についてのポスターを掲示し、足病変予防と早期発見のため受け持ち看護師にて足の観察を行いました。患者様に応じ受け持ち看護師の方から定期的に観察、フットケアの指導、処置を継続して行っていきます。

6月に「食中毒に注意」・8月に「栄養補助食品について」を掲示しました。暑さで食べれない時期は、カロリー不足、蛋白不足になりがちです、参考にして頂けましたでしょうか? 又、カリウムやリン、たんぱく質などの量を表示した透析食レシピも7月から掲示しています。これからも、簡単にできて美味しいレシピを紹介していきます。

コック阪神大震災から10年を機に、5月定期勉強会「ナースカレッジ」では、透析中災害発生時の対応で、停電時の対応・緊急避難についてお話しさせていただきました。院内勉強会でも停電を想定し、スタッフ全員が迅速な対応ができるよう訓練を6月に実施しました。

 7月・9月とすみれ会役員の方々とミーティングを持ち、会費集金についての検討、本年度のすみれ会活動についても意見交換を行っています。
 導入期パンフレットに関しては、内容の編集、打ち込みも終わり表紙を検討作成中です。完成まで後一歩となりました。

4月・・・個人情報保護法についてストレッチャー
5月・・・新回路操作法について
6月・・・停電訓練
8月・・・ 日本透析学会報告会
9月・・・救急蘇生法

【管理業務改善委員会】
委員長 中島 由紀子
 【仁成航路】
昨年度より季刊誌としてスタートし、年4回のペースを崩さず、今回もこうして無事に発行することができました。

ダーツ今年度は、クリニックからの「一方通行」ではなく、「参加型」「対話型」の紙面を目指しています。旅行、趣味、グルメなどなどみなさんの声をお待ちしています。透析生活についてのお悩みは、ドクタービーンが即解決いたします!
【サービスマインドの向上】
6月に職員へのアンケートを実施しました。主旨は、院内環境の現状を把握し、誰もがより快適に過ごせるクリニックを作るためには、一人一人がどうしたらよいかを考えようというものです。ここで得た「気づき」を元に、委員会として、具体的な向上策を打ち出しました。

1. クリニックの理念を掲示(スタッフルーム・患者休憩室)
「質の高い、やさしい医療の追求と実践」
2.朝礼にて「今月の目標」を宣言
常に「サービス精神」を心の中に持ち続けます!
3.透析室カンファレンスの活用
部門間(透析室―事務)の連携、情報の共有化のため
4.スタッフルームの清掃を交代制に電球
共有スペースであることを意識し、お互い気持ちよく過ごせる環境づくりを全員で行うため今年は、委員間のコミュニケーションを大切にしようと心がけ、集まれない時にも情報が共有できる様、お便りなどを積極的に配布しております。これからもいろいろなアイディアを駆使し、委員会を盛り上げ、「元気ハツラツ!」なクリニック作りを目指して行きます。
【医療事故防止対策委員会】
委員長 佐藤 武
はじめに、医療事故防止対策委員会の主な活動について、改めて報告します。

人まず第1は、ミスの防止に対する活動です。医療事故が発生し、当事者もしくは発見者から提出されたインシデント・アクシデントレポート件数の集計、種類・原因などの解析と対策、スタッフに同じミスを繰り返して起こさないように事故の情報提供を行い、注意を促しています。また委員会は月1回の開催ですが、早急に対策が必要な場合は、業務終了後のカンファレンスで検討し、業務改善を行ないます。

雨雲2つ目に、緊急時の対応として、災害時の避難訓練や台風上陸時などの停電訓練も委員会で行っています。

次に、事故報告件数について報告します。今年度8月までの事故報告件数は42件でした。項目欄の内容を少し変更しましたが、これは例年多く報告されているものを項目化し、数値として出すことで対策を立てやすくしたためです。

内容としては、体重の記載ミスやその他の項目が増加しており、小さなミスがまだまだ多くもっと気を引き締めて業務に取り組めるように委員会で頑張っていきたいと思います。


図1   図2

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