トップ定期勉強会患者満足度調査連載寄稿「いのち」
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委員会活動報告(17年度総括)
今年で4回目となる満足度調査にご協力 頂きまして有り難うございました。 今年も勉強会で報告させて頂きました内容 をお知らせ致します。
【1】 アンケート回収率
 患者さん・ご家族ともに年々回収率の低下が見られています。昨年にも報告しましたが、新鮮味の欠如や望んだ改善が得られない失望感のあらわれの結果でしょうか。いずれにしましても回収率の低下は、満足度の低下に直結するとの認識の基、再度個々のご意見を吟味し、改善策を講じて参ります。 (図1) 
【2】 満足度
 患者さんの満足度は、昨年・一昨年と80%を維持しておりましたが、今回2%弱の低下となりました。また、不満2名、やや不満5名と不満の意識をもたれている方が増加しています。厳粛に受け止めたいと思います。当クリニックでは、満足度向上のためスタッフ個々がどのような努力をすべきかをヘルススコアカードに毎年記載してもらい、その達成度を年2回チェックするシステムをとっています。まだまだ皆様の期待に添える形にはなっておりませんが、今後も継続して努力して参ります。 (図2・図3)
患者満足度調査:回収率(図1) 患者・ご家族満足度(図2) 患者さん:満足度分布推移(図3)
患者満足度調査:回収率(図1) 患者・ご家族満足度(図2) 患者さん:満足度分布推移(図3)
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 【3】 設問2 (患者さん、ご家族の要望・意見)
(1)スタッフの対応
昨年度から本格的に実施しておりますスタッフレターを通して、受け持ち看護師から体調変化や問題点を報告しております。新しい患者さんを除いてほぼ第一回目のレターを目にされたことと思います。レターの内容でお気づきのことがありましたら受け持ち看護師、師長までお知らせ下さい。全体に減少していますが、まだスタッフの対応に関する意見が見られました。継続的に指導・監督して参ります。
(2) 診療・治療に関すること
医師とのコミュニケーション不足に関する意見が例年同様、指摘されました。毎週の検査結果は必ず医師が手渡しておりますが、これはコミュニケーションを図る一つの手段と考えております。医師に対するご意見や相談があれば遠慮せず呼び止めて下さい。また、スタッフに伝言していただければいつでも 時間を作ります。
合併症に関しては定期的に検査を行い、結果については医師が説明しています。合併症は予防が一番大切ですが、治療に関してはダイアライザーの変更・HDF・リクセル等必要に応じて行っています。
その他の臓器の合併症(消化器や循環器、眼科、脳外科等)も状況により速やかに専門施設に紹介しておりますが、急速に進行を示すものもありますので、体調に異変を感じたらすぐにお知らせ下さい。
今年度からの試みとして、誕生月にご家族と同伴で病状説明を行うよう検討しております。なお、ご意見の中に透析診療中、医師が不在になり不安であるとの心配がありましたが、その様なことは絶対ありません。水曜日夜間8時以降と土曜日4時以降は、アルバイト医師が勤務しています。
(3) その他
院内環境に関するものとして、更衣室の清掃に関するものがありました。清掃業者への徹底と事務員の一日数回の点検を実施します。ただ、多数の方がご利用になりますので、利用される患者さん個々のマナーも宜しくお願い致します。
送迎バスに関しては、利用規約を当初より作成し、これに則って運営しておりますが、近年の高齢化に伴い利用者も年々増加しております。介護度の重症の方は、原則介護タクシーを利用して頂き、比較的介護度は低いが自力での通院が困難であったり、家族の援助が出来ない方を対象としております。ご利用のご相談は看護師長か、事務主任(山添)にお願いします。
また、クリニックの危機管理体制を仁成航路に載せて欲しいとのご意見がありました。過去、二度ほど特集したこともありましたが、危機管理にも多くの項目があります。(災害・感染症・医療事故等々)順次、掲載して参ります。
アンケートにご協力いただき有難うございました。

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