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講演「顔と心と体について」

かづき れいこ(プロフィール)
幼少から心臓病のために「顔が真っ赤」になる悩みを持っていたが、手術後完治を機にメイクを学び、「リハビリメイク」の第一人者となる。医療機関と提携し、多くの人が抱える顔の問題に、メンタルな面からも取り組むフェイシャルセラピストでもある。

講 師
かづき れいこ さん
日 時
平成19年7月28日(土)
場 所
神戸ポートピアホテル(兵庫県腎友会主催)

ある日、患者さんの更衣室でこの講演のポスターを目にしました。「リハビリメイク」って何だろう?なんであんなにかづきさんの顔は輝いているのだろう・・・とっても気になったので行ってきました!

「顔と心と体はつながっている」

顔が気になる日は心が暗い。心が暗いと体が辛い・・・かづきさん自身、幼少から心臓病のために、冬になると顔が真っ赤になる悩みを持っていたそうです。「私のメイクは、自分を飾るためのメイクではなく自分を元気にするためのメイクなのです」

「リハビリメイクとは・・・」

リハビリメイクは、傷やあざ、やけど痕などをカバーし、外観を整えながら心を癒し、社会復帰を目指すことを目的としたメイクアップです。

  1. 隠すことに主眼を置かず、
  2. メイクアップを通して最終的に自分の外観を受け入れ、
  3. 社会に復帰すること、またQOL(生活の質)を高めることを目標にし、大学病院などの医療機関と連携し、元気に生活するためのサポートを実践しています。

「かづきマジック」

かづきさんはこれまで多くの方の顔を元気にして来られました。会場にてメイクの実演もありました。メイク前と後の違いに「わぁー、すごい」という歓声があちこちであがりました。 仁成クリニックの患者さん(Sさん)は、講演後シャントのある腕にファンデーションを塗ってもらったとのこと。水だけでは落ちにくいものを使用するため、2~3日は維持するそうです。その後、大阪のサロンにも足を運び、メイクの体験もされました。感想を伺うと、「今度はレッスンを受けて自分でかづきメイクができるようになります!」といきいきと答えてくださいました。 かづきさんは、現在「かづきメイク」の後進を育て、各地のサロンなどでメイクレッスンも行っています。ボランティアで老人ホームを訪問されたり、講演やテレビ出演など、人々の「元気」に貢献しながら大忙しの毎日です。

「自分らしさ」が本当の美しさ!

これがかづきさんから私たちへのメッセージです。元気な顔は、まわりに元気を与えます。
みなさん共感して頂けましたか?

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