川本　佐和子　様

今回は、お菓子作りや料理が趣味と笑顔でお答えしてくれた川本佐和子様（月･水･金 透析）にお話をお伺いいたしました。

お菓子作りはいつごろから始めたのですかと聞くと、もともと幼いころから好きだったわけではなく、結婚して娘ができ、その娘のために作ったのがきっかけだそうです。クリスマスにはクリスマスケーキを作り、近所の人や娘の友人を招いてちょっとしたパーティーをよく開いていたそうです。そんな川本さんでも苦手なものが…シュークリームだけはうまくできない、と苦笑いで話してくれました。
お菓子作りだけでなく料理自体が好きと話してくれ、川本さんお勧めの料理を教えていただきましたのでご紹介いたします。『煮豚』です。川本さんが毎日の献立に困っていた時に、娘さんが教えてくれたのがこの『煮豚』です。これは三～四日もつのでお弁当のおかずに使えたり、お酒のおつまみになったりと重宝すると話してくださりました。

『煮豚』の作り方をご紹介いたします

【材料】

豚肩ロース（かたまり） ― 五百グラム

生姜 ― 中ひとかけら

にんにく ― 三～四かけら

砂糖/みりん/醤油 ― 自分の口に合わせて適量

水

【作り方】

1. 豚肩ロースをそのままフライパンで焼き、焦げ目をつける。
2. 生姜、にんにくをうすく輪切りにし調味料と一緒に入れ、沸騰した中に①の肉を入れて煮る。最初は強火で途中から弱火で落としぶたをして煮る。（途中上下を裏返しする。）
3. 煮汁が少し残る程度で火を止める。
4. 冷めるまでそのまま置き、さめてから切る。

煮込む時間は四十分～一時間とゆっくり煮込むそうです。しかし気を抜くと焦げるので気をつけないといけないとおっしゃっていました。 他にも、ドリアやグラタンをよく作ると話してくださいました。しかもホワイトソースからつくり、それも鍋ではなく電子グリルを使って作るそうです。こちらもおいしそう！
そんな川本さんに透析をするようになってから気をつけていることはと聞くと、やはり、リンやカリウムは気にしていると。そのため思うように食べることができないこともあると苦笑。逐一計って料理をするのは大変なので、そこまではしていないが、勉強会に参加するなどし、メモをとり工夫していると答えてくださりました。
最後に他に今興味を持っているものはありますかと聞くと、漢字の問題を解いていくのが楽しいと答えてくださりました。川本さん、ご協力ありがとうございました。

この煮豚、撮影の後にスタッフで頂戴いたしました。皆「おいし～い！」と笑顔。やっぱり料理は愛情ですね。娘さんの為に美味しいものを作ってあげたいという母の気持ちが入り美味しさも倍増！！