青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。逞しき意志、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。（中略）
人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖を共に老ゆる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。（後略）
これは、ドイツの詩人サムエル・ウルマンの有名な青春の詩の一節です。
私のみならず仁成クリニックも常に青春でありたいものと思います。
仁成航路も10回目の発刊を迎える事になりました。
平成14年から始まったクリニックの改革も、スタッフや皆様の協力により少しずつ実り始めたように感じます。
その成果の一つとして仁成クリニックは6月に開かれる日本透析医学会学術総会に三つの研究発表を行う事になりました。研究発表会は日常の診療を真剣に検討し、勉強し、加えて透析医療の発展に寄与するという情熱を持たなければ出来ません。県下の透析施設で三演題の発表をするのは大学を除いて他にありません。
是まさに、仁成クリニックは青春しています。学会は登録料を払えばどなたでも参加できますから、時間があれば参加してみてください。
改革の成果はゆっくりと現われていますが、継続と評価が必要です。
これからも皆様の忌憚のない意見を伺い、質の良い医療が提供できるよう努力を続けてまいります。
 院 長 依藤 良一 |
