掲載内容


理事長ごあいさつ

イラスト01

明けましておめでとうございます。
本年も、よろしく御願い致します。
今年の干支は、辰(竜)年です。皆さんは、竜といえば何を思い出しますか?
記憶力の乏しい私は、昨年の秋日本に新婚旅行で来られたブータンのワンチュク国王が福島県相馬市の小学生に語った竜の話が、直ぐに浮かんできます。
『あなた方は竜を見たことがありますか? 私はあります。皆さんの心の中にも竜がいます。竜は経験を食べて大きくなります。年を追うごとに竜は成長します。皆さんも自分の中の竜を大事に育ててください。』という内容でした。
パチンコ好きの私の心の竜は、"緋牡丹のお竜"と同じ竜が育っているのかなと思ってしまいましたが、インタビューを受けた小学生はしっかり話しの真意を理解していて、このニュースを見た後、安らぎを感じたものでした。
昨年は、東日本大震災や台風12号、13号の水害等、日本は大きな自然災害に見舞われました。多くの悲しみの中、天皇陛下と皇后陛下が被災者を見舞われ、犠牲者に雨の中で黙祷を捧げられた姿を見て、私の心の中にある日本人として天皇の存在を改めて感じ、感謝し感動を覚えました。いずこの国の国王もありがたい存在であると思えた一年でした。
話を辰に戻しますが、12年前の辰年の事を覚えていますか?
ちょうど西暦2000年。ミレニアムと呼ばれてコンピューターが誤作動して旅客機が墜落するとか経済が混乱するとか大騒ぎになりました。これは、当時のコンピューターのプログラムではメモリーを節約するために年号を下2桁で表示したために、2000年を1000年と認識してしまい誤作動の危険性を危惧したためでした。当院でも、ミレニアムを迎えるに当たって対応しましたが、幸い何も起こらず、ほっとしたのを覚えています。しかし、日本ではそもそも元号が昭和から平成になったときに、コンピューターの対応が出来ていたそうです。この年の問題としてもう一つ、うるう年の問題があったそうです。
うるう年はご承知のように現行の太陽暦(グレゴリオ暦)では、4で割り切れる年をうるう年としますが、100で割り切れる年はうるう年としないという約束があるそうです。ややこしい話ですが、そうなれば2000年は、うるう年とならないはずですが、実際はうるう年でした。これは、100で割り切れる年のうち400で割り切れる年は例外でうるう年になる決まりだそうです。
新年早々、頭の混乱する話題で申し訳ありませんでしたが、今年一年喜びの多い年である事を願います。
追伸、今年はうるう年です。

理事長   依藤 良一

第二仁成クリニック

イラスト02

あけましておめでとうございます。
昨年は、皆様にとってどんな年でしたか?日本は東北地方を中心とした日本大震災や原発事故など信じられない災害が発生しました。私も、昨年は体調を崩し入院しました。体力には自信もあり、病気とは無縁だと思っていたのですが、歳とともに体力が低下している事を実感しました。人間は身体も脳も二十三歳位まで成長し、その後は老化が始まると言われています。最近の研究では脳細胞の活性化は年をとっても可能であると報告されています。色々な新しい事にチャレンジして、考える事をしていれば脳の老化はゆっくりと進むという事です。最近、会話をしても「ほら、あの・・・、それ」など物や人の名前が出なくなったり、座る時や立つ時に「あーしんど、よっこいしょ」と無意識に言葉が出はじめると筋力低下や脳細胞の注意信号です。足が痛いとか腰が痛いとかで家の中にこもっていても、運動しない限り良くはならず、更に筋力が 低下して症状が悪化します。脳細胞も足裏脳反射で歩く刺激で脳が活性化されます。
老化は防ぐ事はできません。今年から家にこもらず外に出かけ、読書をしたり、身体も脳細胞も運動をさせる年にしようと思っています。

院長  吾妻 眞幸

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